今日は、三田教室の稽古日でした。
ぐっと冷え込みのある中での稽古となりましたが、
今週も寒さに負けず元気よく稽古に励んでくれました。

今週から、これまでのランニングタイム3分を一部延長しました。
5、6年生は、5分間(+2分)
3、4年生は、4分間(+1分)
1、2年生は、3分間(+0分)としましたが、
1年生~4年生は、設定タイムが終了しても、
走りたい生徒は最終の5分まで走ってもOK。
皆さん5分間走り続けました!

ゆっくり走りでは、何分走っても持久力UPしませんので、
段階的にスピードアップの声かけをし負荷を高めていきます。
平均ペースがもっと上がるように持久力UPしていきましょう!

今週は、組手の模擬試合
1試合目は、終始緊張した状態で動きも硬い
相手に先取されると悔し涙を流す生徒
思うように攻めることができず落ち込む生徒
ポイント先取し喜ぶ生徒
組手を通して様々な表情を見せてくれました。

生徒の皆さんには、
組手を通して出てくる気持ちや感情は大切なこと
それを忘れずに次への糧としてがんばってくださいと伝えました。

組手のアドバイスですが、
例えば、「もう少し左の突きも使ってみよう」
「いい突きをしているんだけど、しっかり当たってないよね。どこに問題があるのかな?突き方?拳の握り方?」
「相手の動きをよく見てごらん、どこに隙があるだろうか」 
といったアドバイスをします。

生徒の立場からすると、
左の突きを使うって、どう使っていけばいいの?
隙がどこにあるかといっても、その隙っていうのがよくわからないんです。
できれば、もう少し具体的なアドバイスが欲しいんですが・・・
と思いそうですが、敢えてこのような伝え方にしています。

その理由は、
実際にやってみてうまくいかないことを経験し、
なんでだろう?もしかしてこれが原因かな?を考え
とりあえず試しにやってみる。
そこで、感触を確かめながら、
できるだけ自分で答えを考え見つけ出す習慣を身につけてほしいからです。

こちらから答えを与えることは簡単ですが、
それをしてしまうと、生徒自身の考える貴重な時間や機会を奪ってしまうと思っています。
前述のスタイルは、時間がかかります。根気がいります。
でも、それだけ大切な過程ですから敢えて取り組むようにしています。