今日は、認定こども園にて5歳児クラスの体操教室でした。
なんとか、天気がもってくれました!
この時期は、さあ園庭でできるぞ!と準備していたら急に雨が降ってきたり、
1クラス目は園庭でできたのに、2クラス目をはじめるとなると雨が降ってきたりと
天候に左右されながらが多い時期です。

今は、状況に応じてプログラムを変更し対応できるようになりましたが、
駆け出しのころは、あたふたしながらあわてて活動プログラムを考えて、
うまくいかないことがよくありました。
その当時の、園児たち、保育士の先生方ごめんなさいm(_ _ )m

さて、今日の活動では2人1組で協力して遊ぶレクあそびを行いました。
その中のひとつ、私が合図を出したらバディ同士すばやく動いて手をつないでしゃがむをします。
どのバディが早いか競争要素も兼ねながら進めます。
(※他にもいくつかのパターンであそびましたが、今回は割愛します。別の機会で紹介できればと思います。)

このときの合図ですが、
イチ!ニィ!サン!の合図ですばやく動き手をつないでしゃがみます。
そこで、ちょっとしたいたずらをします。

イチ!ニィ!サン!の合図を、イチ!ニィ!ロク!にしたり、イチ!ニィ!ジュウ!の合図にして
子ども達がどう反応するかを見てみます。

1回目は、ほぼ全員間違って動いてしまいます。
でもよくみると、完全に間違っている子もいれば、
あれ?なんか違うけどみんな動いているから動かなくちゃと思いながら動いている子もいます。
時に、1組、2組ほどですが明らかに合図の数字が違うから動かない!という子もいます。

このあそびで、観察していることは正誤のことだけをみているのではなく、
合図を出した後の、子ども達の動き、表情、言葉などに注目しています。
何回かやっていくと、バディ同士で「あ!違う動いちゃだめ」とか、
「早く、動いて!」とか互いに声の掛け合いが見られます。
今度は、ちゃんと間違わずにやるぞ!とすごく集中しはじめます。
そのときの表情は真剣そのものです。
改めて、あそびの力ってすごいなと思います。