今日は、落合教室の稽古日でした。
先日から継続して見学に来てくれていた小学1年生の男の子
今回、体験の希望があり一緒に稽古しました。
なかなか筋がよく、初めてとは思えないほど鋭い突きや蹴りを打ち込んできます。
まずは、基本の正拳突きと前蹴りを指導し覚えてもらいました。
稽古のやり取りをしている中で、高い模倣能力があると感じましたので、
他の生徒と一緒に基本練習に入ってもらいました。
正拳突きと前蹴り以外は、先生の動きを見てまねてごらんと伝えたところ、
同じ形に近い動きを見せてくれました。
もっと稽古すれば早い段階で技術の習得ができると思います。
ぜひ、また参加してくださいね!
さて、小学生後半クラスにて組手の稽古を行いました。
準初段、初段を目指す生徒は受け役となり、他の生徒が攻め中心となります。
組手の様子を見ていると、攻め役の生徒(2年、3年、4年、5年生)の気持ちが前面に出ており、
受け役の生徒が、かなり押し込まれていました。
何度か、「気持ちで押されてるぞ!」と声をかけましたが、
その勢いを撥ね退けることはできていませんでした。
技術的な面では、準初段、初段を目指す生徒たちですから上手です。
しかし、気持ちの面ではまだまだ課題があります。
気持ちで負けてしまうと、上手な技術を出し切ることはできません。
判断が鈍り反応が遅くなり、思ったように体が動きません。
気持ちを強くしていくためには何が必要かを考えてもらい、
自分なりの答えを稽古を通して導き出していってもらおうかと思います。