今日は、保育園 4歳児クラス・5歳児クラス 年度最後の体操教室でした。
5歳児クラスは、園生活最後の体操教室です。

先日のブログにもアップしましたが、
思い出に残る楽しい体操教室にしよう!ということで、
子ども達のリクエストから、ドッジボール大会をすることになりました。

試合前に、ルールを再確認します。
ひとつだけ、気になっていたことがあり子ども達に相談。

私「ボールを投げたいがあまり、仲間同士で取り合いっこがあるよね、これどうする?」
子ども達「5秒でボールをはなす!」「お友達にゆずってあげる!」
と、意見が出ます。
私「じゃあ、先生はルールを決めないから、みんなで決めてみて。」

話し合いの結果、その場面になったら、子ども同士で解決する形をとることになりました。
さて、どうなるかと気にかけながら試合を見ていますと、
最初のうちは、ボールの取り合いっこをしてなかなか譲らない場面がありましたけど、
次第に、周りのお友達が「ゆずってあげんさい!」と声をかけたりしていくうちに、
「はい、どうぞ!」って、できるようになっていました。
この姿を見て、成長を感じ&感動しました。

つい、指導者側があれこれ決めてしまいがちです。
子ども達が考えてルールをつくりルールを守る
子ども達にできるところは、子ども達にさせてみる
思っている以上に、子ども達っていい考えもっていますし、
ちゃんとやり通す力をもっています。
子ども達の成長の芽を摘まないよう、しっかり伸ばしてあげたいですね!

ドッジボール大会は、白熱したすばらしい試合になりました。
勝って喜ぶ子ども、負けて悔し涙を流す子ども
最後は、握手をしたり中にはハグをしたり、互いの健闘を称えあっていました。
子ども達、本当に成長しました。
これなら小学校に行っても大丈夫ですね!