今日は、深川教室の稽古日でした。
先週稽古がお休みのため2週間ぶりの稽古でしたが、
各クラスいつものように機敏に動き元気よく稽古に励んでくれました。

そして、前回に続き幼児+前半クラスへ体験に来ていただきまして、
なわとびTRやミット打ちなどがんばってくれました。
次週もお待ちしております。

さて、本日、年長児男の子と小学1年生女子生徒が五級、
小学1年生女子生徒が六級の昇給審査を行いました。

間が空いていたので型を忘れていないかな?とちょっと心配しましたが、
この休みの間にお家で練習していたようできちんとできていました。
すばらしいですね!

 

結果、3名揃って合格しました!

おめでとうございます!!

 

やはり練習してきている生徒は、動きが違います。
全体的にまとまりがある。
ブレがなく動きや気持ちに芯がある。
審査を見ていた他の生徒には、よい勉強になったと思います。
この調子で、次を目指してがんばってください。

当教室の昇給審査は、教室側から「昇給審査受けなさい、やりなさい」と
強制的に行ってはいません。
「そろそろ審査できそうと思うけど、受けたい?」と生徒の意思確認をします。
「はい、受けます!がんばります!」という言葉があれば審査を行います。

こうしたい、ああしたいという自らの考えや思いを
しっかり相手に伝えることって大切だと思うんです。

しかし、こちらが意思確認すると、すぐ返答のある生徒もいますが、
中には、返答までかなり時間がかかる生徒もいます。

考えや思いはあるものの、それをうまく言葉で表現できない
考えや思いはあるものの、うまくできるかどうか不安だという気持ちが強すぎて
言葉に発することができない(=一歩を踏み出すことができない)のかもしれません。

私自身が、子どもの頃このタイプで、
失敗したらどうしようという過剰な不安感を抱いていて、なかなか踏み出せない子でした。
このような場合、返答を急がすと余計に言葉が出なくなります。

なので、生徒がこのような心境にあれば、
こんな言葉をかけて生徒からの言葉を待つようにしています。
「失敗しても全然OK! 大丈夫だから元気よくやってみなさい。」
すると、ほとんどの生徒がチャレンジしてくれます。

こうした場面って、空手の審査の時以外にもよくあると思うんです。
稽古を通して、自分の考えや思いを自分から言える経験を積み
成長していってほしいなと願います。

深川空手教室 稽古の様子