先日の体操教室(年中クラス)で、大きな円をジョギングで周り、
続いてスキップで周るをしました。

こども スキップの指導方法

ほとんどの園児は、スキップができていましたが、
2名ほどうまくできない園児がいました。

そこで、担任の先生から
「〇〇ちゃんと〇〇ちゃん どうしてもスキップができないんです。
なにかいい指導方法はありますか?」とご質問をいただきました。

はい! スキップの指導方法ですね。
これとっても簡単なんです。

 

【 ステップ① 】 その場ケンケンからはじめましょう。 

同じ場所に立ち、そこで右(または左)ケンケン → 左(または右)ケンケン を繰り返します。

 

【 ステップ② 】 少しだけ前に進みながらのケンケン

言葉の通り、右(または左)ケンケン → 左(または右)ケンケン を少し前に進みながら行います。
慌てずに、ゆっくりのケンケン進みで行いましょう。

 

【 ステップ② 】 ステップ②のケンケン進みより、少し前に進むスピードを上げる。

動きは、ステップ②の動きと同じで、前に進むスピードを少し上げます。
あとは、これを繰り返し練習していくと、スキップができるようになってきます。

スキップの動きをよく見ると、ケンケンの連続なんです。
その動きを分解して、上記のような練習にしているわけです。
この練習方法で、今までできなかった園児がほとんどできるようになりました。
ぜひ、参考にしてみてください。

 

ひとつアドバイス!

ケンケンをするときに、肩や腕に力が入りガチガチになってケンケンしている子どもがいます。
力みのある状態では、スムーズなケンケンができません。
これができないと、当然スキップも難しいです。

こういう場合は、まず体の力みをとることからはじめます。
私がよく行うのは、体の力みをとる遊びとして、

その場立位で、全身をぐにゃぐにゃさせるたこさんぐにゃぐにゃ踊りやぐにゃぐにゃジャンプ
両腕をぶらんぶらん左右に動かすでんでん太鼓あそびなどしています。
あとは、楽しく思いっきり体を動かしてあそぶ ですね。