今日は、落合教室の稽古日でした。
昨日の三田教室同様、生徒にいつもよりきつい稽古をしたいかどうかを聞くと、
「やります!」ということで前半・後半クラスともに取り組みました。
体幹トレーニングの場面が一番きついようでしたので、
継続して取り組んでいこうと思います。
中には、もっときつくても大丈夫!という生徒がいまして、たくましさを感じました。

さて、落合教室は前後半クラス合わせて10名ほど昇級のための形稽古に励んでいます。
本番の昇級審査では、みんなの前で披露してもらいますがとても緊張する場面です。
披露する前から表情は硬く、緊張のあまり声が小さく、動きも小さくなる生徒がいます。

この緊張するということも大切な稽古の一つと考えています。
他の生徒が見ている前ですから緊張して当たり前です。
緊張するなというほうが無理なこと。
逆に緊張を味わいなさいというのが当教室の考え方です。

緊張する場面に身を置く練習を繰り返す(=経験する)ことで、
少しずつ免疫がつき、緊張を感じながらも稽古してきたことがしっかり出せるようになってきます。
免疫がつくまでの時間的な個人差はありますが、必ず免疫はつきます。
免疫がつけば、空手教室の場面だけでなく、学校で発表するときや
いつかたくさんの人の前で何か表現するときに力が発揮できると思います。

皆さんに偉そうなことを言っている私
実は、ものすごく緊張するタイプ+人見知りで、
人前に立つこと人前で話すことが大の苦手だったんです。

10数年前に、20~30人の前で講師の仕事を初めてやったとき、
あまりの緊張から話す内容は的を射ず支離滅裂で、
参加者の一人からクレームのメールが来たこともありました。
何度か経験を積んでいくうちに、緊張を感じながらもある程度できるようになってきました。

慣れるまでの登り坂は、少しきついかもしれませんが、
登り切ったとき成長した自分がそこにいると思いますよ!

 

落合空手教室 稽古の様子