先日、保育園の先生から鉄棒に関するこんな質問をいただきました。
「子どもたちが、お家でできる鉄棒につながるあそびがあれば教えてください。」
といった質問をいただきました。
お家に鉄棒があれば鉄棒を使って遊んだり、技の練習をしたりすることができます。
「じゃあ、鉄棒を買わなくては!」
いえいえ、大丈夫ですよ。
鉄棒がなくても十分鉄棒の練習ができるあそびがあるんです。
それをご紹介しますね!
私の下手なイラストでの紹介ですので、
分かりにくかもしれませんが、
温かい目で見ていただけたら幸いです。
鉄棒では、
ぶら下がる感覚
鉄棒上で腕を突っ張る力(腕支持力)
腕を曲げる力
お腹や背中の力(体幹力)
逆さになる感覚
回転する感覚
を養っておくと、幼児期に取り組む鉄棒技の大半はできるようになります。
そこで、おすすめする遊びはこちら ↓↓↓
一番左のイラストですが、私はかたつむりと言ってます。
別名ささ船とも呼ばれている動きです。
逆さ感覚と後方に足をもっていき丸まる力、お腹の力を養います。
この動きは、逆上がりにつながります。
真ん中のオットセイは、腕をビーンと伸ばして自重を支える力を養います。
オットセイポーズは、鉄棒上でつばめのポーズをするときに活かされます。
また、このポーズでじゃんけん遊びや移動あそびなど応用できますよ。
一番左のクモの足上げは、腕支持力やお腹、背中の力を養います。
私がするときは、上げた足でバイバイの動きをしたり、
どちらか一方の手を挙げて、じゃんけん遊びをしています。
これは、逆上がりにつながります。
この3つだけでも取り組んでいれば、
鉄棒につながる基礎的な力や感覚が付きますので、
いざ鉄棒技を練習するとなったとき、比較的スムーズにできます。
そして、お家の方との触れ合いを取り入れた楽しいあそびがこちら ↓↓↓
タオルでつなひき遊びは、腕の力(引っ張る力)がつきます。
くるりんぱの遊びは、回転する感覚を養えます。
これは、足抜き回りや逆上がりにつながる動きです。
ほかにもいろいろありますが、
簡単で効果的なおすすめのものを紹介しました。
ぜひ、参考に取り入れてみてください。
くれぐれも、ご紹介した遊びをされるときは、
安全に十分気を付けて行ってください。