今日は、運動遊び教室で定期訪問させていただいています、
放課後等デイサービス(安芸区)へ行ってきました。
利用している10名の子どもたちと一緒に活動します。

今回の活動プログラムは、
体ほぐし遊び
ボール運動遊び(バスケット要素満載!)
サーキット遊び(バランス系+トランポリン)
を行いました。

ボール遊びでは、多様なボール操作にチャレンジしながら楽しくボールと触れ合います。
ひとつひとつのルールもよく聞き守りながら取り組んでくれましたし、
周りのお友達のことも考えながら取り組んでくれました。

1時間30分の活動時間ですが、あっという間に過ぎてしまい
それだけ夢中になって集中して取り組んでくれたのだと思います。

活動の中で、
子どもたちは、楽しいと気分が高揚し、子ども自身が思うような動き(やりたい動き)をとることがあります。
その動きがルールを順守し、周りと協調しながらであればよいのですが、
自分中心で動き出すと全体の輪を乱したり、
その子がけがをすることがあります。

こうした自己中心的な動きをとっているとき、
サポート側によくあるケースは、
“子どもの動きを止めようとする” です。

これは、身体的なアプローチだけでなく
言葉のアプローチ(例:そっちいったらだめよ、こっち行くんだよ、だめだよ待つんだよ)も含みます。
子どもの動きを止めて、それが次にスムーズな展開につながればよいですが、
大半は、止めようとすればするほど、余計に動きたくなっているケースをよく見受けます。

私が心掛けていることは、
子どもの動きを止めようとするのではなく、
子どもと応答的な関りをしながら、
動いてほしい流れに沿っていけるような促しをしていきます。

言葉だけの促しで難しい場合は、
視覚的なアプローチなど環境設定を変えながら
自然に動きやすい状況や、興味、関心に働きかける状況を作っていきます。

と言葉でいうのは簡単ですが、
いざやってみるとうまくいくこともあればいかないこともあります。
子どもたちとの関りを通して、勉強させてもらっています。