今日は、矢口が丘教室の稽古日でした。
コロナ感染集中対策期間ということもあり、
生徒同士が接触するトレーニングや組手は中止とし、
外でのトレーニング半分、室内での基本稽古、形、ミット打ち半分としました。
落ち着くまで、暫くはこの流れで進めていきます。
さて、大型連休を挟んだ長い休みとなっていましたので、宿題プリントを配布しました。
実施したことを記録してもらい提出させるということはせず、
やるかやらないかは生徒が決め、生徒に任せています。
これには、やったときとやっていないときの差が、
稽古の中でどれくらい出るのかということを身を持って体験してもらおうという意図があります。
生徒皆さんの動きを見ていると、
動きのキレがよい生徒もいれば、
少しキレがないかなという生徒もいます。
休み中の練習実施の有無
また、練習実施した回数の多い少ないに比例して、
それぞれの動きに相応の反応がみられています。
このつながりについて、
まだピンとこない生徒もいるかと思いますが、
ミット打ちの難易度が高くなったり、
組手をたくさんするようになると、
これがよくわかるようになってくると思います。
生徒自身が主体的に自発的にどんどん取り組む姿勢を育むことについて、
指導者が、あれこれとやらせる形をとり、
この姿勢を育むといってもそう簡単に身につくものではありません。
やらせる前に、
まずは、課題を取り組むまたは取り組まなかったことにより、
何がどうなるのかを身をもって経験させる。
経験したことを通して、どんなことをやる必要があるのかを考える。
考えたものの中から、何であれば、何からであればできるかを考える。
そして、自分ができるところからやってみる。
という当教室の考え方です。