いろんな遊びを行う前に、先生から子どもたちへ
お約束であったり、こんなことに気をつけてねだったり
お話ししますよね。
その中で、安全に気をつけて遊びましょう!
〇〇な時はこうするといいですよ!
といったような注意喚起することをセーフティトークといいます。
例えば、
これから園庭のすべり台で遊ぶとします。
遊ぶ前にどのようにセーフティトークをしますか?
セーフティトークの中身については、
基本的なポイントを押さえて子ども達に伝えていると思いますので、
(順番にすべる、頭を下にしてすべらない、お友達がどこまで下りたら次の人がスタートするか etc…)
ここでは、細かくセーフティトークの内容については述べません。
お伝えしたいことは、
『 セーフティトークは、体を使って伝える』です。
私が、2歳児~5歳児の子どもたちに実際に行う場合は、
言葉は、2割~3割で、体は、7割~8割です。
体でというのは、ボディランゲージのことです。
言葉だけで伝えるのは伝わりにくいので体の動きを多用します。
体を使って視覚的に、時には感情にアプローチしながら伝えます。
ちなみに、私のボディランゲージはかなり大げさです。
自分で言うのもなんですが、
一度見た子どもたちは、ずっと忘れない、
それくらいインパクトがあります。
これにより、子ども達の頭に入れてもらうではなく、体と心に入れてもらいます。
このスタイルですと、ほとんどアクシデントは起こりません。
幼児体育・運動遊び指導者の駆け出しの頃は、
ほとんど言葉だけで伝えていました。
転んだりごっつんこしたり、
無茶な用具の使い方をしてお友達に当ててしまったりと
それはもう頻繁に起こっていました。
これはマズイと、試行錯誤を繰り返してきて
前述のスタイルが出来上がったわけです。
“セーフティトークは、体を使う”
ぜひ実践してみてください。