認定こども園にて、年長児の年明け最初の体操教室を行いました!
今日のプログラムは、ボール遊び!
直径20㎝ほどのやわらかいゴムボールを使って遊びます。
私が行うボール遊びでは、
子ども達に、ボール遊びの楽しさを伝えることはもちろんですが、
ボールの使い方やボールの遊び方も伝え、
子ども達が取り組めるボール遊びの幅を広げます。
また、ボール遊びを通して、お友達やみんなと
どんな触れ合いや共感や協力ができるかを遊びを通して伝えています。
子ども達が、よくやっているボール遊びは、
ボールを手で転がす・・・転がしドッジ、ドッジボール
ボールを足で蹴る・・・サッカー
などが見受けられます。
このあそびに絞られているには理由があります。
それは、多くはしっかり空気の入ったボールを使っているためです。
だから、把持して投げたり、転がしたり、
足でボーン!と蹴る動きや遊びになります。
そこで、ボールの操作やあそびの幅を広げるために、
ボールの空気圧を少なくして、ペコペコボールにします。
そうすることで、ギュッとひとつの手で掴むということができます。
掴んで転がしたり投げたりもできます。
両手や両足でボールを挟むだけでなく、
脇の下で挟む、片方の太ももの裏とふくらはぎを使って挟むといった
色んな部位で挟むことも容易にできます。
年長児であれば、空気のしっかり入ったボールでも
なんとか前述の動作はできると思いますが、
体の動きや力をまとめる(協調させる)のが苦手な子どもの場合、
硬いボールは難しいので、やわらかペコペコボールはおすすめです。
また、やわらかペコペコボールであれば、
年少、年中の子どもたちも扱いやすですね!
いつもボールはこうあるもの という固定概念があると、
そこから遊びの幅が広がりにくい。
こうしてみるとどうかな? こうするとどうなるだろう?
そんな視点をもって考えてみてできるところからやっていくと、
新しい遊びの発見がありますよ(^_^)