今日は、三田教室の稽古日でした。
先月入会してくれた2名の5年生生徒
教室の雰囲気、稽古の流れにだいぶ慣れてきたようです。
運動系の習い事をされているので基礎体力が養われていますから、
大半のトレーニングは、しっかりこなせています。
さすがです!

ミット打ち後ろ回し蹴りの稽古にて・・・

後ろ回し蹴りは、
ミット正面に立ち、そこで足の位置はそのままで、
上体をクルっと半回転し、その回転の勢いそのままで蹴ります。

ここで私が見本を見せますと、
ひとりの生徒が、「先生、それ横蹴りじゃないんですか?」と質問

いいところに気づいた生徒
実は、横蹴りのように見える軌道で蹴っているのでそのように見えるんです。

実際は、後ろを振り向きながら半回転して蹴りますので横蹴りとは違います。
横蹴りのように見えたのは、
直線的な蹴りの動きをしているところが同じだからです。
本来後ろ回し蹴りというのは、大きく足を振り回す感じで蹴ります。
(※ 流派によって、蹴り方は様々です。)

当教室、当流派では、
直線的な蹴りを出す=最短距離で蹴りだす後ろ回し蹴りを行っています。
この蹴り方の場合、相手が捌きにくいという利点がひとつ。
足の力だけでなく体を回転させて生じる力をダイレクトに足に伝え、
足の力+体の力によるパワフルな蹴りを打つことができます。

まだピンとこないかもしれませんが、
練習をしていくうちに、感覚的に掴んでくると思います。
反復あるのみですね!

護身術