今日は、倉掛教室の稽古日でした。
基本稽古、ミット打ちをルーティン稽古の一つとして取り組んでいます。
その中で、生徒が見本と違う動きをすることがあります。
そんな時、「それは違うぞ!」と否定するのではなく、
その生徒が見せた動き=1番と、見本の動き=2番として
生徒の皆さんに、何が違うかを考えてもらいます。
すると、
「1番は、腕がまっすぐになってます。」
「1番のほうが力が弱い感じがします。」
「2番は、気合いが入ってます。」
と、いろんな答えがでてきます。
それぞれ出してくれた答えは間違いではありません。
生徒が考えて出してくれた答えですから。
ここでは、○か×かを目的としていません。
何が目的かというと、
まずは、自分の中で1番と2番の違いに気づいたこと、
それを言葉にして伝えることです。
違いを見つける
違いに気づく
言葉にして表現する
これを習慣づけることで、
違いに気づくアンテナの感度が磨かれ
こうすればいいだな!ということに結びついていきます。