いつか森のようちえんを立ち上げたいとの思いから、
昨年(2021年)より、森のようちえんのことについて勉強しています。
広島や岡山にある森のようちえんを運営されている団体様にお願いし、
見学、研修、ボランティア活動をしてきました。
年内に何かできることをしていこうと考えまして、
まずは、森のおさんぽ会(親子組)からのスタートを計画しています。
現時点での活動エリアは、安佐北区可部町エリアの公園になろうかと思います。
何事もはじめの一歩目はドキドキしますが、それ以上にワクワクしています!
「なぜ、森のようちえんをやりたいの?」
私は、10年間体操のお兄さんとして、
広島市内の保育園や認定こども園にて、体操教室講師として活動してきました。
(※ 現在もスポット体操教室の依頼を受け活動中です。)
各園特色のある保育スタイル、指導スタイルがありとても勉強になりました。
様々な経験をさせていただく中で、
自分も保育をやっていきたいという思いが芽生えるようになりました。
でも、自分がやりたいスタイルは、
町の中に園舎、園庭がありその中で保育することではなく、
また、時間や行事に縛られることなく、
子ども達も職員もみんながイキイキのびのびと活動でき、
穏やかに時を過ごせる保育がしたいと思っていました。
そうして色々調べている時、ふと目にとまったのが「森のようちえん」
全国各地で活動されている森のようちえんさんのサイトや動画を見たり、
書籍を読み、自分が理想とする保育はこれだ!と。
そこから、実際に足を運んで勉強する日々がはじまり今日に至るわけです。
森のようちえんと一言で言っても、いろんなケースがありますが、
共通して言えることは、
自然の中で子どもたちがイキイキのびのびと過ごしていて、
穏やかな側面もあれば、うまく危険を回避しながら活動するたくましい姿もあり、
初めて見たときは衝撃を受けました。
自然もやさしい顔ばかりは見せてくれません。
時に厳しい顔も見せています。
表面的には、穏やかでいいな~と見えがちですが、
実は、危険で厳しい場面も多々あるんです。
子どもが育つうえで、環境というのはものすごく大切だと思います。
子どもに限らず大人にも言えることと思います。
森(自然)というフィールド
ここには、様々な学びの種がたくさんあります。
その種をつかみ、自分でどのように花を咲かせていくか、
体験を通して学べるすばらしい環境です。
基本的には、子ども自身の力を信じて、待つ、見守るスタイルを持ちつつ、
子どもが壁にあたりそうなとき、壁にあたったときには、
どうすれば乗り越えられるかを一緒に考え、
子ども自身が自分の力で乗り越えられるように
そっと心の手を差し伸べる
ぜひとも、森のようちえんを立ち上げ、
これからの子どもたちのために、
子どもたちの未来のために尽力していきたいと考えています。
今、私一人であれこれしている段階ですが、
実際稼働するとなると、ひとりでは厳しいですし、
子ども達の安全を守るためには、ひとりは論外です。
そこで、一緒に森のようちえん、まずは森のおさんぽ会ですが、
立ち上げまたは活動にご協力いただける方を募っています。
すてきなご縁があることを信じながら、
ひとつひとつ取り組んでいきたいと思います。
↓↓↓ 絵本読み聞かせ 練習の様子(可部町勝木の森の中にて)