矢口が丘教室の稽古日
一段と寒さが増しましたので、冒頭のランニングを3分間 → 4分間に!
1~3年生は、2分間ですが走りたい生徒は4分間走ります。
走って体温を上げる。
そうしますと手足の冷たさも感じにくくなる。
動きやすくなる。=ケガしにくくなる。
ミットを打っても痛くない。
たくさんのメリットがありますね。
今週は形の稽古
形の稽古で、はじめの一歩である形の順番を覚える
これがなかなかのネック
記憶力について調べてみると、
ドイツの心理学者エビングハウスの人間の記憶力に関する実験によると、
人間は覚えたことを1時間後に50%程度忘れ、
さらに24時間後には記憶したことの約70%を忘れてしまうとのこと。
言われてみると、確かにそうかもしれません。
中には、ガチっと記憶を定着させ持続できる人もいるかと思いますが。
このデーターから「人間は忘れる生き物」と言われる意味がよく分かります。
こうしたことを前提に捉えつつ、
じゃあどうすれば覚えやすく工夫し、
覚えたことを持続し定着させていくか
何回も練習しなさい! だけでは難しい。
形指導の際、心がけていることは、
まず基本としては、順に動作と動作の名称を伝えながら生徒と一緒に動く。
この基本で覚えられる生徒はこの流れで進めます。
これでは難しい場合は、ひとつひとつ小単位(分解)で進めていく。
「上段受け!」「突き!」とか名称だけでは印象に残りにくいので、
生徒自身が印象に残り覚えやすい別名称をつけながら動く
例えば、本人が好きな言語や好きなもの
そうしますと、比較的覚えやすい傾向にあります。
ただし、先述したように1時間後に50%、24時間後に70%忘れる。
とあるので、あとは生徒自身の復習、反復が必要になります。
(^^)/
帰宅した時点で、「どうだったっけ?」と忘れてしまうから家で復習、反復練習ができない。
という生徒は、可能であれば早く来て稽古前の時間を使ったり、
稽古終了後の居残り稽古で練習もできます。
先生も指導させていただきますので遠慮なく使ってください。
3年生の男子生徒 今日も早く来て、四級の稽古がんばっていました!
応援しています(^^)/