広島湾岸トレイル協議会(以下、HWTと表記)の山登り講習会に定期参加しています。
講座修了生=スキルアップのための研修生として同行し、引き続き学んでいます。

広島湾岸トレイル協議会主催の山歩き入門講座6期生が、
2025.4.1~2025.9.30(全6 回開講)にかけてスタートします。
山歩きの基礎を学びたい方は、受講をご検討ください。
→ 詳細ページはこちら(HWTのページが開きます)

昨日参加した、灰が峰(広島県呉市)でのロープワーク

同じ山を登っていても、毎回新たな気づきや発見があります。
この山、前に登ったところだから ではなく、
はじめて登る山の気持ちを持ち山行します。

以前は、自分の趣味としていた山登り
今では、企画を組み子どもたちや親子で参加できる山登りイベントを開催。

なぜ、子どもたちに山登りをすすめるのか?

理由は、3つ
① 山歩きは全身(全心)運動。姿勢がよくなり体の使い方も上手になる
② 危機回避能力が養われる
③ メンタルが強くなる 一方で穏やかにもなる

細かく挙げるとたくさんありますが、
主なものは上記3つ

山登りには、
武道でいう心・技・体の要素が含まれています。
私は、自己の成長ツールとして山登りはおすすめしたい!

はじめて参加の子どもたちの中には、
しんどい、こわい、足が痛いよ~ と弱音を吐く子がいます。

複数回参加すると、
弱音を吐くことなく、足取りしっかりと登っていく。
最後には、「しんどかったけど、楽しかった~!」の言葉で締めくくる。

こんなにも変化が起こることにびっくりします。
一緒に登った保護者の方からも、
「うちの子こんなに頑張れるとは思っていませんでした。」と驚きの声

山登りは、分かりやすい目標があります。
頂上を目指す!という目標
山の高い低いは関係ありません。

事実、登頂した!ということが子どもたちにとって、
大きな成功体験になります。
これを積み重ねていくと、自信がつき、自分に自信が持てるようになります。

実は、私自身、山登りを通して、ひとつの自信が持てるようになりました。

20代~30代のサラリーマン時代は、
本当にダメダメ人間だと自分にレッテルを張り、
なにをするにも自信が持てない。
やることなすこと中途半端になる。
仮にうまくできいい結果が出たとしても、これはたまたまだよ、まぐれだ
どうせ長続きしないと否定的に捉らえてしまう。

そんな自分が嫌で嫌で、気分転換にと山登りはじめました。
当時は、準備物や装備も適当なもので、
真夏でも500mlのペットボトル1本だけ。
今思うとよくできたなと。

でも、登頂した時の達成感は今でも忘れません。
達成感=小さな自信が積み重なっていった記憶があります。

ちょっと大げさないい方になるかもしれませんが、
山登りは、本当に人生を変えてくれる と思っています。

だからこそ、山登りのよさを伝えたい。
山登りを通して新たな自分を発見し成長につなげてほしい。
その思いを胸に、山登りイベントを続けています。