徳島県出身でありながら、今まで一度も登ったことがない
一度も近くに行ったこともない剣山(つるぎさん)
標高1955mの剣山 初登山
何度も登っている経験豊富な友人と一緒に登ってきました。
見ノ越登山口(1420m)から出発
順調に登りますが、到着予定時間より30分ほど早い到着
友人のペースがかなり早いなと思いながらも
まだ余裕があったので、このままで大丈夫だろと気にせず進む。
予定では、剣山山頂にまず登り、ジロウギュウ(標高1930m)→ 美味しいカレー屋さんへ
でしたが、プラン変更し、ジロウギュウ(標高1930m)→ 美味しいカレー屋さん → ジロウギュウに戻り → 剣山山頂へ
ジロウギュウ山頂付近の登りがちょっときついと感じながらもなんとか到着
すぐ下ってカレー屋さんへ。
ふと、この山また登りかえすんだ、足大丈夫かな? とやや心配
案の定、途中の登りからきつく感じる。
多量の汗、ふくらはぎに違和感、足が上がりにくい、呼吸がちょっとつらい
友人のペースに遅れだす。
「おかしいな~、まだ全然いけると思ったけど。やっぱりトレーニング不足かな?」
と思いながらもなんとかジロウギュウ山頂に戻った。
次は、剣山山頂を目指す!
が、ちょっと足の状態がよくない、登りでペースが上がらない自分がいる。
なんとか踏ん張れが登れるが、剣山登頂~下山時間を計算すると予定より大幅に遅くなる。
下山後、広島に帰らなければならない。
途中の分岐まで行ってみて、そこから考えることに
分岐到着
友人から「どうする? 普通のペースで30分くらいかかるかな。」
分岐に来るまでの間、よし意地でも登るぞという思いであった。
実際、遠目に登っている人がたくさんいる。
すぐそこだし、いけるだろう!
が、冷静に足の状態と剣山山頂までの道のり、勾配を考えると
下手すると山頂まで1時間近くかかりそう。
これでは、下山がかなり遅くなり帰りに支障をきたす可能性あり。
山頂からロープウェイで下りればという選択肢はなし。
ふとここで、山登り講座の講師の言葉「山は逃げないからね」を思い出し、
スパッと剣山山頂はやめて下山とした。
下山時刻は、ほぼ予定通りの時間に到着
広島へ帰る体力も残っており無事戻ることができました。
本当は、
次登るといっても休みとるのが難しい
友人と休みを合わせるのが難しい
せっかく、目の前に山頂があるのにここであきらめるなんて
いろんな葛藤がありました。
でも、山は逃げないから 次必ず登ることができる。
そう自分に言い聞かせ、結果良かったと思っています。
もし、あそこで無理して登っていたら、
帰りにかなりダメージが残り、
場合によっては、ケガや事故ってこともあり得ます。
ちょっとした判断のミスが大きな事故につながることもあります。
今回、剣山からいろんなことを学ばせていただきました。
剣山と友人に感謝です。
剣山、本当にすばらしい山です。
私は、感動の連続でした。
山登り好きな方、ぜひ一度登ってみてください。おすすめです!
念願だった、剣山で古武道の形を披露できました。
といっても、かなり疲れていたのでほんの少しだけですが(^_^;)