本日、体操教室訪問先の保育園にて運動会の予行演習がありました。
今週末が本番です!
園児たちは、この日のために一所懸命練習してきました。
かけっこ、表現、サーキットなど本当にたくさんのことをこの数ヶ月の間で取り組み
覚えることもたくさんあったと思いますが、完成度の高さに感心です!
保育士の先生方も、本当に一所懸命関わっていて気持ちが伝わってきます。
本番が楽しみです!
私が関わらせていただく中のひとつに年長クラスの組体操指導があります。
夏の暑い時期から、コツコツと練習をしてきました。
日々の保育の中でも、担任の先生ががんばって練習をしてくださいました。
担任の先生との練習の中では、上手な組体操ができたと聞いていたので
これなら大丈夫!と安心していました。
そして、1回目の予行演習で私の合図に合わせて組体操をしました。
どうも上手くいかない雰囲気がありビシッと決まらない。
続いて2回目の予行演習でも、ぱっとしない。
担任の先生からは、練習ではよくできているんですがとのこと。
これは、私の合図の出し方が悪いのか? それとも・・・ と振り返る。
もしかすると、やり方云々ではなく私の思いと子ども達の思いがどうだろうか?
これは、心の距離感に問題があるのではと。
そこで、今日の最終予行演習を迎える前に、
少し時間をいただいて、年長クラスの子ども達とあそびを中心とした組体操あそびを行うことにしました。
組体操=しんどい、痛い、面白くない そんな気持ちを少しでも緩和できるように、
また、存分に体を動かしたっぷり笑って体と心をほぐし、
こうすると楽しいよ! 組体操を通して体と心にこんないいことがあるよ!
と気づかせ感じてもらいながら活動しました。
私も肩の力を抜き、子ども達と組体操を楽しもうというスタンスにし予行演習を迎えました。
さて、組体操の出来は・・・
これまでの練習や予行演習の中で一番すばらしい出来栄えでした!!
予行演習までの導入(組体操あそび)を通して、
子ども達が何かを感じがんばるぞ!という気持ちになってくれたのかもしれません。
思い返すと、私の指導は一方通行で運動会だからやらなきゃいけないやらせる組体操になっていて、
子ども達の気持ちに寄り添い一緒に作り上げていくことが欠けていたように思います。
子ども達から大切なことを学ばせてもらいました。
感謝です!