深川教室金曜クラスの稽古日
今週も元気よく稽古に励んでくれました。
明日から連休ですのでがっつり動いても大丈夫!
ということで、しっかりがっつ稽古しました。
突きを打つときや相手の打ち込みを捌くときなど
打った反対の手は引き手を、
捌いた反対の手は顎をガードする
といった動きがあります。
数回でできる生徒もいれば、
何度も練習しできるようになる生徒もあり。
特にはじめて空手を習う生徒や、
体の動きが少しぎこちない生徒は、
習得まで時間を要します。
この動きを習得するために、
引き手! 顎をガード!の動きだけをしてもなかなか難しい。
ここで大事なのは、ボディスキーマ(身体図式)
ボディスキーマ(身体図式)とは、
自分がどのような姿勢をしているか、
各関節がどのような位置にあるかなど無意識に把握する能力のことです。
この能力を養い高めるために、
まずはゆっくりじっくり全身を万遍なく使い動かし動きを確認していく。
障害物などをセットし、その空間の中で体を動かしていく。
そうすることで、体の動かしと位置関係を脳と体でつかんでいく。
この作業を取り入れながら、空手の動作習得へとつなげていきます。
気をつけることは、
強制的に指導しないこと
強制的に動かせようとしないこと
リラックスしながら時に楽しめる要素を入れながらを忘れずに!
そんな私は、実はボディスキーマ(身体図式)が養われるまで時間がかかりました。
子どもの頃は、動きががさつでして、
なぜか机の角に手や足をぶつけたり、
狭いところをくぐり抜けたと思ったら頭をゴンッ!と打ったり、
お陰で強くなりました(笑)