今日は、三田教室の稽古日でした。
生徒の皆さん、今日も元気に稽古がんばってくれました!

3分間ランは、だいぶ慣れてきたようで、
段階ごとにペースアップの指示に合わせて走ることができています。
一番苦戦しているのは、体幹トレーニングです。
「うわ~、きついー!」 「バランスが崩れる~!」
と、体をふらつかせながら取り組んでいる状況です。
高学年の生徒に関しては、もっと安定した姿勢がキープできるようになってほしいですね。
継続していきましょう!

さて、今日のミット打ちの稽古にて、、、
中段回し蹴りの練習で、本人は普通に蹴っているのですが、
蹴っている姿勢を見てみると、上体を斜めに倒した形で蹴りこんでいます。
上体を斜めに倒す、つまり崩れた状態になっていますから、
蹴りの力が十分に発揮されていません。

なぜ、このような体の使い方になっているかといいますと、
股関節が硬いのでうまく足が上がっていません。
その足を上げるために、その代償動作として上体を斜めに倒すことで、
足の角度を上方にもっていき蹴っています。

特に何も考えずただ蹴りをするだけであれば
このままでいいのかもしれませんが、
せっかくすばらしい力を持っているので、
十分に活かせるようにしてほしいと思っています。

そこで、力を活かすために、
まずは意識して蹴り足の膝をぐっと引き上げます。
そうすると股関節が動きやすくなり、上体を倒さなくても足の動きだけで中段に蹴りこむことができます。
この動作をゆっくりから行ってみて少しずつ感覚を掴んでいきます。
ある程度練習すれば、安定した姿勢でスムーズな蹴りができるようになります。

こうした体の使い方(動き方)についてのアドバイスは、
私の整体師の経験をもとに、空手指導の中で活かしています。
こうした側面からも生徒の空手スキルをサポートしています。

三田空手教室 稽古の様子