8月中旬くらいか、体操教室訪問先の各保育園では
運動会のことで忙しくなっています。
もちろん、私も超忙しくなっていて、
複数園、同時に対応していくので頭の中がいっぱいいっぱいです。
でも、こうしてみなさんからお声をかけていただき感謝、感謝です。

今日は、認定こども園にて4歳児クラスの体操教室でした。
今日のプログラムでは、運動会で取り組むサーキットにつなげるための練習を行いました。

サーキットの中には、鉄棒、跳び箱、マット、平均台などがあります。
それぞれこんな動き(技)をするよ!と子どもたちに示範を通して
流れを説明していきます。

その中で、こんな動きをしては危ないよという部分も伝えます。
その伝え方ですが、私が危ない動きをして
「ドタンッ! ほら、転んだでしょ!これは危ないからやっちゃだめだよ!」

と一方通行な伝え方はしません。
私が、危ない動きを見本で見せます。

私「ドタンッ!アイタタタ。みんなこれってどう思う? やってもいいかな?」

子どもたち「ダメ!ダメ! 危ないからダメー!」

私「え?なんでだめなん? 何がいけんのかいね?」

子どもたち「だって、それやったら転んでケガするもん!」

私「そうか! そうだよね、転んでケガするよな。」

と、子どもたちに質問を投げかけて、
何がダメなのかを考え伝えてもらうやり取りをしています。

あくまでも私の経験則ですが、
指導者が一方通行で、ダメだからしないように!と伝える形より、
子どもたちに考え子どもたちの口から伝えてもらう形をとったほうが、
格段にケガの数が少なくなりました。

このやり取りは、ほかの面でも応用できそうですね!