今日は、認定こども園にて2歳児・3歳児クラスの体操教室。
体操教室の時間帯は、曇り空で涼しい風が吹いていたので活動するには最適でした。

さて、今日の2歳児の体操教室では、サーキットあそびを行いました。

その中で、とび箱(1段=高さ15~20cm)の台上から
目の前にあるマットの丸印の中に鳥さんになってジャンプして着地するコーナーを設けました。
ほとんどの子ども達が、ピョン、ピョンと上手にジャンプし安定した着地を見せていました。

そんな中、一人の女の子が自分で跳ぶことができず、
保育士や私に手を握ってもらうような動きをしていました。
最初の数回は、先生も補助をしていましたが、
こどもの動きをよく見ると、これは自分で行けそうだぞ!と感じましたので、
保育士の先生に、次のときは補助をせず自分で跳ぶよう促してみましょうと伝えました。

さて、とび箱の順番が来ました。

とび箱にあがって今までのように、先生に向けて手を握ってポーズをしてきました。
そこで、「自分でジャンプしてごらん!」と一声かけてじ~っとその様子を見守りました。

すると、見事!自分でジャンプできました!!

保育士の先生も、「お~!」と感動。

これが大事なんですね!
本当は力を持っているのに、そこに気づかず補助をしてしまう。
これはもったいないことです。
私たちは、子ども達が持っている力を信じ、それを引き出してあげる
そのため直接アプローチすることも時には必要ですが、
“ 見守る ” というアプローチもひとついれてみるといいかなと思います。