今日は、保育園にて2歳児・3歳児クラスの体操教室でした。
3歳児クラスは、3回目の体操教室なので、
子ども達もすっかり雰囲気に慣れてきたようで元気よく活動してくれました。

最後に行った波鬼ごっこでは、手とお尻を使ったボートで上手に向こう岸のマット島まで
誰一人鬼さん(私です)に捕まることなく逃げることができました!

2歳児クラスの子ども達は、今日が初めての体操教室でした。
私が子ども達の近くに行き挨拶をすると、小さな声で数人の子ども達が挨拶をしてくれました。
みんな緊張した表情でちょっと固まっていましたね。
子ども達の心境としては、「だれだろう、このおじさん?なんでいるの?」といったところでしょうか。

さて、ここから子ども達の緊張をほぐし、楽しい空間に引き込み、体操教室って楽しい!と
感じてもらえるようにしていくのが私の腕の見せどころです。
導入では、子ども達がよく知っていて親しみのあるどうぶつさんであそびます。
保育士の先生方のサポートのおかげもあり、子ども達は、スムーズに活動してくれました。

初めて行う体操教室では、子ども達と初めて会いますので
どんな子ども達がいて、どんな反応をするのか、どんな動きをするのかわかりませんから、
あそびを通してその中で観察していきながら、大まかな特徴を掴んでいきます。

その中のひとつに、私がよく取り入れるのが、
” 敢えてまちがってみる ” ことをします。

例えば、からだあそびで私が、「あたま!」といいながらお腹をタッチします。
そのときの子ども達の反応を見ていきます。
すぐに「違うよ!そこおなかだよ」という子どももいれば
あれ?そこ違うような気がする・・・みたいな表情をする子どももいます。

敢えてまちがうことで、子ども達が見る、聞く、気づく、考える、発言する といったことが
どれくらいできるかを知ることができます。

短い時間の中で、どれだけ子ども達のことを知り次につなげていくか、
これ!とっても大事なことと思っています。
まだまだ見落としているところや気づいていないところがたくさんありますので、
細かなところにも意識を向けて、関わっていきたいと思います。