今日は、放課後等デイサービスZOO安芸様にて運動療育の日。
到着し、玄関を開けると笑顔で出迎えてくれた子ども達
みんな、いい笑顔をしていました!

集団での活動は、パラバルーン遊びです。
8畳ほどのスペースでも活動できるように、小サイズのパラバルーンを使用しました。
手首の運動、上肢の巧緻性アップをかねてバルーンを上下左右に動かします。
体幹力アップをかねて、長座位姿勢で足を使ってバルーンをバタバタ動かします。
最後は、バルーン大脱出!という遊びで、
バルーンの中をくぐって、スタート地点から反対側へ抜け出る遊びです。
バルーンの中に入っているとき、私と職員の皆さんでバルーンをバタバタ動かします。
このバタバタにより、子どもの視界をふさぎますから、
その状況の中くぐり抜けるのはちょっと至難の業!
逆に子ども達にはこれがいい刺激になっていて大喜びです。
みんな上手にくぐり抜けることができました!

後半の個別・少人数活動では、
はじめにラダー、ステップリング、三角コーンを使ったミニサーキット遊びを行い、
目と足の協応力、ジャンプ力、空間認知力、平衡感覚の向上を図りました。

続いて、トランポリン、マット、とび箱を使ったミニサーキット遊びをしました。
遊びの途中で、子ども達から、「これをこうしたいの!」「これをここに置くの。」
と自分たちでレイアウトを変えて遊ぶ場面が見られました。
こんなときは、子どもがやりたいようにさせていきます。そして見守ります。
「へえ~、こうやるんだ!面白そうだね、一緒にやってもいい?」
と私も子ども達と一緒に楽しみます。

このように、子ども達自らアイデアを出し自発的に活動することは
意欲、自信、社会性といった非認知能力の向上につながります。
ですから、子ども達がこうしたい!と動き出したらチャンス!と思って
その流れを大切にしています。

いろいろ子ども達と一緒にあそびをコーディネートしていくと、
本当にいろんな発見があります。
私の中では、子ども達は私の “先生” でもありますから、
ともに学びあう姿勢で楽しみながら関わっていきたいと思います。

放課後等デイサービス 運動療育 2018-12-27