今日は、放課後等デイサービス(安芸区中野東)へ、体操教室(運動療育)に行ってきました。
毎月1回の活動子ども達も私も楽しみにしています。

今回、集団での活動はボールを使った運動です。
このボール運動のねらいは、手指の巧緻性、目と手の協応、リズム感、模倣能力、敏捷性、集中力
ボール運動への興味、関心を高めるといったねらいがあります。

また、ボールを使った運動は、転がしたり、投げたりする以外にもいろいろあるんだよ!
ということを体験を通して伝えていきました。
(例えば、ボールを把持したままのボール操作や、ボールの動きを見ながら拍手or足踏み
ボールストレッチなど)
私の合図や動きをよく見てしっかり動いてくれましたし、みんな、本当に上手でした!

集団活動の後に行う個別活動での一場面にて

小学1年生の男の子とキャッチボールをしました。
私のほうへボールを投げるとき、ビュンと力いっぱい投げてきます。
男の子と私の距離は、1.5m~2mほど。
小学1年生とはいえ、この距離でビュンと投げると結構早いんです。
また、若干左右にボールが流れるので取り損ねることもあり。

「おおくぼさんのところにゆっくり投げてね。」 と何度か伝えます。
それでも、ビュンッと勢いのあるボールを投げてきます。
本人の中では、私のほうに向けてゆっくり投げてはいるんだと思います。

そこで、私が男の子に伝えている言葉が分かりにくく抽象的なんだなと思い、
「それじゃ、おおくぼさんのここ(シャツの胸あたり)にある青いところ(ジッパー)にゆっくり投げてみて。」
と投げるところを明確にしてみました。
すると、その位置をめがけてゆっくりと投げてくれました!

確かに、おおくぼさんのところに投げて! というと、
多少、上方に投げようが、左右に投げようが、
私がいる方向に投げることができれば、指示通り合っていますよね。

でも、力加減が難しい、抽象的な伝え方では理解が難しいといったお子さんの場合は、
今回のようなゆっくりキャッチボールをしていきたいのであれば、
具体的で分かりやすく伝える必要があります。

こうして子ども達との関わりを通して、いつも学ばせてもらっています。
子ども達に感謝です!

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