久しぶりに、体操教室の記事をアップします。
体操教室は、いつもどおり子ども達と一緒に元気いっぱい楽しんでいます!

ここ数日、のどの調子が悪く(連日大きな声を出しているからでしょうか?)
あまり大きな声を出すことができず子ども達に迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。
のどのケアを怠らず万全にしますね!

さて、今日の体操教室の場面で、うれしい一場面を見ました。
対象のクラスは、年少クラスです。
マットからマットへとジャンプして飛び移るあそびをしました。
マットとマットの間は、約50cm~60cmほど。
みんなどんどん飛び越していく中、1人の男の子が手前のマットで立ち止まり
「できないよ~」と言っていました。

そこで、その男の子がどうするかじっと見守っていました。
数十秒経過してもなかなか飛ぼうとしません。
でも、引き続きじっと見守ってみました。

すると、意を決したかのようにぐっとひざを曲げてピョン!とマットを飛び越しました。
飛び越した瞬間、男の子は「やった~できたー!」と大喜び。

私の中では、これまでの男の子の体の動きを見ていて、
十分飛べる力を持っていると判断していましたので、じっと見守り続けました。
基本、私の関わりは極力手は出さないようにしています。
極端に言うと、最後の最後まで子ども自身の力で達成できるまで待つことを心がけています。

つい、サポートしたくなることってよくあるんです。
でも、安易にそれをしてしまうことで、その子が自分で達成しようとする機会を奪いかねないと思っています。
結果を求めることは大事ですが、結果を求めすぎるがあまり
指導者や大人が介入しすぎていることが多いように感じています。

子どもが、何度もチャレンジをし失敗を繰り返しながらも成功したときのあのはちきれんばかりの笑顔
自分でやり遂げたという思いが体全身に溢れています。
子どもにとって最高の瞬間であり、私にとっても最高の瞬間です。
この経験が、今後の成長の大きな栄養剤になると思っています。

こどもの力