今日は、保育園にて4歳児、5歳児の体操教室でした。

4歳児クラスでは、大なわや短なわを使った運動遊びをしました。
先で短なわの前跳びなどができるように、
その前段階の練習を遊びを通して行いました。
両足揃えてのジャンプ
なわをよく見てジャンプ
短なわを肩~肘~手首を使って回す を行います。

短なわの回しは、腕全体で回す子どもが多いです。
回す方向も、後ろに回す子どもが多いんです。

また、なわを回すというより、地面に打ち付けるような感じや
大きなプロペラを回すように、バタンバタンと腕全体を動かしてなわを回す形が見受けられます。

いきなり、手首だけを使ってくるくる回すことは難しいので、
分解して段階ごとになわ回しの練習をする方法があります。
①肩関節を軸になわを大きく回す → ②肘関節を軸になわを回す → ③手首を軸になわを回す
参考までに

5歳児クラスでは、
ポートラグビー(私が考案)の試合に向けての練習が今月からスタートしました。
初日は、まずボールを持って各動作、ボールキャッチの練習などを実施。
最後に練習試合を経験してみよう!ということで、
まずは、2つのルールを覚えてもらって、
みんながどれくらいできるかテストを兼ねて実施しました。

予想通りのだんこ状態になり、試合というよりボールの取り合いっこでした。
その中で、負けて悔しい園児は、涙を流して座り込んだり、
大きな声を出しながら泣いて怒っている園児もいました。
一方勝ったチームは、やったー!と喜んでいます。

私は、この練習試合を通していろんな感情がでることが成長に欠かせないことと思っています。
互いに喜び合う
うれしいから笑う
負けて悔しいから泣き、イライラしたり怒ったりする
素直な感情を出す=自己を表現することにつながります。

思いっきり泣いてもいいんです。
イライラしてもいいんです。
この場面だからこそ存分に表現してもいいんです。

これをもう泣かない!とか
もうイライラしない!とか
途中で止めさせてしまうと、余計にフラストレーションが溜まってしまいます。
(※ 長時間続き心身に支障をきたすようであれば、フォローすることは必要です。)

思いっきり表現すれば、のちに落ち着きます。
その時に、肯定的な言葉かけをして次がんばるぞ!って
気持ちにつなげてあげられるといいなと思います。

喜怒哀楽 こども 感情