今日は、保育園にて、4歳児・5歳児クラスの体操教室でした。
晴れていたら園庭で、めいっぱい体を動かして遊ぼうと思っていましたが、雨なので室内に変更です。

体操のお兄さん駆け出しの頃は、基本園庭での活動を想定してプログラムを考えているので、
雨が降ると、「え~ 雨! どうしよう何をやろうかヽ(´Д`;)ノ」
と、あたふたして天候に左右される私でした。
今では、左右されることなく逆にこの状況を楽しみながら、
「雨か~、そうだ!あのあそびをやろう!」とプログラムを変更しています。

今日の活動は、体ほぐし遊びや鬼ごっこあそびを行いました。
その中で、あるものを見て急遽プログラムを追加しました。

そのあるものとは、↓↓↓ こちら!

保育園 体操教室 活動プログラム

 

 

 

 

 

 

 

こちらの写真は、近々園の行事でお店屋さんごっこをされるそうで、その案内POPです。
この中の右下にあります、“ねこずし” のPOP
これを見て、体を使ったすしあそびを取り入れました。
「まぐろ一丁!」「えび一丁!」 「かっぱ巻き一丁!」
と、2人1組でシャリ役、ネタ役を子ども達で決め、
体を使ってこれらのお寿司を表現するあそびです。
このあそび、おかあさんといっしょの10代目体操のお兄さん
ひろみちお兄さんの講習会で教わったネタをもとに少しアレンジしました。

体操教室のプログラムは、基本的に予め各月計画を立てていますが、
訪問したとき、園内に飾られている子ども達の作品(絵や創作物)や園の行事で取り組んだ掲示物などを見て、
「これ、楽しそう!」と思ったものがあれば、そのワードを元に、そのときの活動プログラムに取り入れるようにしています。

その理由は、子ども達が手がけたもの、体験したものですから具体的なイメージができますよね。
また、そこには、楽しかった、面白かった、一所懸命がんばったとか、いろんな思いもありますよね。
こうした要素があると、あそびの中での子ども達の動きに躍動感があり、表現豊な動きも見られます。
これこそ、やらされる動きではなく、子ども自身が主体となって動く、表現することにつながると思います。

自分の中のあそびアンテナを敏感にして、
園とも子ども達とも私ともつながりのあるつながりを大切にしたあそび、
体操教室を届けていきたいと思っています。