今日は、深川教室の稽古日でした。
導入の体力アップトレーニングをはじめ、
形の稽古、ミット打ちの稽古、組手の稽古と
時間いっぱいしっかりみっちり取り組みました。
体力アップトレーニングでは、
下記の写真にあるような用具構成で、ジャンプ力、瞬発力、敏捷性、巧緻性などを高めていきます。
その中の一場面で、ちょっと難しいけど、がんばれがなんとかいけそう! といった設定をします。
その場面を見た、幼児+小学生前半クラスの生徒から、「先生、ちょっとむずかしいです。」
との声がありました。
そんなときは、「分かった、それじゃまずやってみて!」と取り組ませます。
すると、確実にクリアできてはいませんが、あと一歩のおしいところまでできています。
この状況のとき、「惜しい、ざんねん!」という言葉はかけません。
なぜかというと、この言葉をかけると、ちょっと難しいと思っていた生徒は、
「ほら、むずかしいっていったじゃん。やっぱりできないよ・・・」とネガティブな気持ちになることがあります。
ネガティブな言葉で声をかけるのではなく、
「お、ここまでできたぞ! もうちょいでクリアできそうだね。」
と、肯定的な言葉をかけると、やる気スイッチが入りさらに力を発揮するんです。
今日のトレーニングでは、このような言葉かけから好転した姿が見られました。
言葉の大切さを改めて実感することができました。
さて、幼児クラスの年中児の生徒が、六級の昇級審査を受けました。
結果、見事に合格しました!
おめでとうございます!!
年中児で、六級合格が出たのは開校以来はじめてのことです。
入会したときから、練習熱心で一所懸命取り組む姿勢には感心していました。
基本稽古でも覚えが早く、動きも力強く正確性がありましたので、
早い段階で六級の形稽古ができるだろうと思っていましたが、
予想通りの展開となりました。
合格を伝えたときには、うれしさ+自信に溢れた表情を見せてくれました。
次の昇級に向けて、さらに磨きをかけてがんばってください。