今、仕事がストップしている中で、時間が空いています。
この貴重な時間を無駄にすることなく、今後につなげるために活用したい。
そのために、いろんな取り組みをしています。
その取り組みの一つとして、“ 家庭菜園 ” を始めました。
20数年前に、介護業界に入るためホームヘルパーの資格取得の受講。
その時一緒に学んだおじさんと、ランニング中に久しぶりに会いました。
このあたりで菜園できる場所を探しているので教えて欲しいと尋ねると、
おじさん「ほいじゃ、ここ使いんさい。」
とご自分の広大な畑のスペースを貸してくれることになりました!
こんなありがたいお話、そうそうありません。
本当に感謝、感謝です!
で、早速本日から活動スタート!
まずは、土を耕すことから始めました。
土を耕しながら感じたことは、
野菜をつくる前のとても大事な土づくり
これをおろそかにしていると、いい野菜が育ちません。
とういことを聞いたことがあります。
これって、子どもたちの体づくりとつながるなと。
2歳児、3歳児の時に、基礎となる動きをしっかり取り組んでいると
4歳児、5歳児で、難しい動きや技を取り組んだ時
比較的スムーズに対応できるんです。
あの技をやらせたい、できるようにさせたいと
技術的な部分だけに目を向け取り組ませてしまう。
すると、できない面白くないとなる。
これが、自己肯定感を下げてしまいかねない。
また、技ができるようになるための
〇〇な方法をもって取り組ませた結果、技が達成できたとしましょう。
実際、そういうケースもあります。
すごいな!できたね!って、子どもも先生もうれしくなります。
しかし、ある特定の動きや技ができたとしても、
その他のものを経験していないと、
幼児期に経験させておきたい、多種多様な動きの経験の獲得にはつながりません。
一過性のものは、一過性で終わる。
一過性ではなく、じっくり基礎づくりに時間をかけながら体を育てていくと、
後々、いろんな動きや技に適応できる応用力のある子どもに育つ。
身体面だけでなく、精神面でも強くたくましい子どもに育つと思います。
今のご時世、簡便、スピーディーといったことが当たり前になってきている。
それはそれでよいこともあります。
しかし、ここには時間をかける必要があるところには、
あせらずじっくり時間をかける必要があると思います。
菜園の活動を通して、またどんな気づきや学びがあるか楽しみです!