今日は、矢口が丘教室の稽古日でした。
11月の稽古がはじまりました!
昨日のブログ記事にもアップしたのですが、
11月2週目から、稽古の進め方が変わります。
(矢口が丘教室は、11月8日から)
全く様変わりすることはありませんので、
スムーズに取り組めると思います。
稽古の進め方とは別に、
昇級・昇段の審査基準について、
細かくチェック項目を設けて審査をしていきます。
また、これまでは各級の形を審査し合否を決めていますが、
形だけでなく、いくつかの基本技や組手なども含めた審査を行います。
12月から導入を予定していますので、
決まり次第改めてご案内いたします。
稽古終了後にみんなで唱和している5つの言葉があります。
そのうちの一つ、「あせらない」という言葉
次の新しい技を教えて欲しい
次の級の形のテストを受けたい
といった声を生徒から受けることがあります。
「〇〇を取り組みたい!」という思いがあることはいいことです。
ですが、今学んでいるものがある最中に、次、次、となると
今学んでいるものが中途半端になり身につきません。
早くやりたい! 早く昇級したい! 気持ちはとってもよくわかります。
こんな時、野菜作りに例えます。
ある野菜を作るとしましょう。
野菜の種を蒔く前に、野菜が育つための土づくりが必要です。
それから種を蒔きます。
種を蒔き発芽するまで時間がかかります。
少しでも早く野菜ができるようにと、
水や肥料をやりすぎると逆に育たなくなります。
実るまで水やりや土の状態を見たり、
気温や湿度に応じて必要な対処をしながらじっくり待ちます。
時間をかけてじっくり育てた野菜は、
甘くみずみずしく、とってもおいしい野菜ができます。
各種の技や形をさっさと進めていくことはできます。
生徒の皆さんも、ある程度の動きはできると思います。
しかし、身につけるとまではいきません。
それには、練習量、経験が必要です。
あせらず いきましょう!