今日は、倉掛教室の稽古日でした。
倉掛教室の生徒は、入会して2~3か月の生徒が半数以上います。
夏の稽古は初めてですから、まだ暑さに慣れていません。
少しずつ慣れている様子は窺えますが、
稽古時間の後半くらいから、疲れた様子が見受けられます。

このシーズンを一度経験していれば、
どうなるかが分かりますし、そのための体と心の準備ができます。
経験を経験だけに終わらすのではなく、
次に活かすための経験としていきましょう。

今日の稽古場面にて、
後ろ回し蹴り、下段回し蹴りをしているとき、
「うまくできない」と生徒から声があがりました。

スムーズな蹴りにつなげるためのポイントは指導します。
でも、” うまく蹴りなさい ” という指導は致しません。

うまく蹴ろうなんて思う必要はありません。
だって、初めて行うのにうまくなんてできませんから。

うまく蹴ろう! ではなく、まず蹴ってみよう! この感覚が大切です。

倉掛 高陽 安佐北区 空手