今日は、児童養護施設にて運動あそび教室 実施日でした。
新年度の教室がはじまりました!

幼児クラス、小学生(1~3年生)クラスに、
1名ずつ新しいお子さんが初参加
はじめは少し緊張していましたが、
「運動遊びって楽しい!」を感じてくれたのでしょうが、
みんなと一緒に取り組んでくれました。

新年度ということで、
これからみんなで力を合わせて一緒にがんばっていくよ!
のメッセージを込めた運動遊びを行いました。

鬼ごっこ遊び、どんどんリレー遊びなど
自分だけ逃げればいい、走ればいいと、自分のことだけを考えていてはうまく遊びが進みません。
遊びを進めるには、みんなとの協力が必要不可欠です。

私の運動あそび教室で、大切にしていることがあります。
それは、‟ 片付け ” です。

どの場所へどのようにして片づけるか
みんなで安全に運び片づけるにはどうすればいいか
を片付け(体験)を通して学ぶことができます。

例えば、今回使用した多少重さのある直径110cmほどの円形トランポリン
片付け場所だけを指定し運んでねとだけ伝えた場合、
どのように持ち運ぶかというと、
両手でトランポリンの端をもち、ぐっと顔近くまで持ち上げようとします。

この運び方をすると、
進行方向に対し前向きで持っている人は、見えにくくなります。
進行方向に背を向けて運ぶ人は、
運びにくい持ち方であり後ろ向きになっているので転倒の危険性大です。

安全な持ち方は?
トランポリンをおへそのところで持ちます。
そうすると、みんなの顔が見えます。
周囲も見やすくなります。

おへそのところ=腰の位置で持つことは、腕に大きな負担がなく安定して運べます。
進行方向に後ろ向きの人は、体を真後ろに向けるのではなく、
やや半身姿勢で持てるところに位置すると運びやすくなります。

こうしたことを、片付けという作業を通して体験的に学んでいきます。
言葉であれこれ説明するより、実際に体験したほうが分かりやすく理解しやすいですからね。

片付けを通して、子ども達に何を伝えたいか
学んでもらいたいか ねらいをしっかり組み立てておくことが大切です!

↓↓↓ こちらはイメージ写真です。
ちょっと運びづらいのでは?
さて、持ち方、立ち位置などどこを改善すれば子どもたちが安全かつスムーズに運べるでしょうか?