今日は、落合教室の稽古日でした。
前半・後半クラス、各5名ずつ稽古に来てくれました。
少人数での稽古を予想していたので、
トランポリンとバランスボールを使って、
ジャンプ力、敏捷性、リズム感、平衡感覚、体幹力を高める
トレーニングを行いました。
トランポリンでは、1分間ジャンプし続けます。
これが結構きついトレーニングなんです。
疲れてきて体のバランスが崩れてくると、
着地・空中姿勢が崩れ不安定な動きになります。
安定したジャンプを継続するためには、
常に体の中心に軸をおき、ジャンプを続ける必要があります。
バランスボールも同じで、
どこに軸を置くか、そしてどのように体を使うかが必要です。
汗をかきかき、よくがんばっていました。
空手のミット打ち、組手の場面に置き換えると、
疲れて軸がぶれてくると、突きや蹴りの力や軌道、
攻めや防御も不安定になります。
すべてつながっていますので、しっかりトレーニングしていきましょう!
稽古の中での気付きから・・・
5~6歳、小学1年生の生徒によく見られるですが、
正拳突きをミットへ打ち込んだとき、
拳が上方に沿って打ち込む(ネコパンチのような)場面が見られます。
なぜそうなるか? 考えられる要因として、、、
拳がしっかり握れていないことと、
手首の力が弱いこと があげられます。
人差し指と中指を掴むように親指をかけて拳をしっかり握ることができると、
拳と腕が一直線になり、安定した突きを打ち込むことができます。
そこで、手指と手首の強化のために、昔で言うと拳立て伏せを!とありましたが、
当教室では、この年齢の子ども達には進めていません。
お家でできるおすすめのトレーニングとして、
お家の方と一緒にできる腕押し相撲があります。
お家の方は両手をパーに開きます。
そこに、お子さんがしっかり握った拳(グー)を当てて押してもらいます。
楽しみながら行うことがポイントです!
お家の方は、お子さんの拳を押すときの力を加減しながら行います。
また、押しているときのお子さんの拳の状態を観察しながら行います。
もし、親指のかかりが悪いとグニャっと手首が上方または下方に沿ってしまい
手首を痛める恐れがありますので気をつけてください。
参考まで