**********************************************************

『 保育士試験合格までの道のり その④ 』

**********************************************************

 

今回で最終回になります。
保育士試験合格までの道のり その④は、実技試験の言語表現についてです。

私が選択した実技試験、音楽と言語
造形は、超がつくほど苦手でしたので、必然的に残った2つを選択
音楽は、小学生以来弾いていなかったのですが、
造形にチャレンジするよりかは、合格の可能性が高いと思い選択しました。

そして、もう一つの言語
これは自信がありました。
なぜかというと、仕事柄、人前で話をすることをしてきた経験があったので、
ポイントを押さてしっかりやれば合格できると思っていました。

それでは、言語の実技練習について

人前で話すことをたくさんしてきたといっても、
幼児の前で素話の経験はありません。
実技では、絵本や道具は一切使えませんし、
話の内容を暗記し、それを3分間という限られた時間の中で、
目の前に3歳児クラスの子どもたち15人ほどがいることを想定し、
話をしていかなければなりません。

いくら自信があるとはいえ、
しっかり練習しておかなければ合格は容易でありません。

私が受験した平成30年の言語実技の課題
「おむすびころりん」
「3びきのこぶた 」
「3びきやぎのがらがらどん」
「てぶくろ」
の4つから選びます。

内容的に、記憶に残っていて話しやすそうなもの
「おむすびころりん」を選択しました。

練習方法について、

まず、予め購入しておいた教材の中に、
おむすびころりんの素話が収録された、
DVD(素話のイメージ映像)、CDと冊子(3分間声のみ収録と文字お越ししたもの)をもとに、
言語の実技、試験の流れはどういうものかを確認しました。

よくまとめられた教材だったので、ほぼこの教材だけで事足りましたが、
+αのポイントを押さえておきたかったので、

・子ども達が、集中して聞けるような雰囲気づくり
・子ども達に、聞きやすく分かりやすい言葉
・声のトーン、スピード、抑揚
・話すときの表情
・非言語表現
をネットやyoutubeなどから探し学びました。

これらを頭の中に入れて、
おむすびころりんの台本を覚えることと、
3分間の感覚を身につけることを反復練習
3週間ほどで台本を暗記でき、
3分ちょっと前で話を終えれるようになりました。

そして、次のステップ
実際に子どもたちがいることを想定し話をします。
子ども達のイラストをペットボトルに貼って、
目の前に並べイメージしやすいようにしての練習。
この時の練習は、すごく楽しく取り組めたことを覚えています。

試験に挑むにあたり、
私が特に大切にしていたことは、
合格するぞという気持ちをもって臨むこともそうですが、
イメージの中の子ども達が、おむすびころりんのお話しすごく楽しかった!
そして、その話をしている私自身もすごく楽しかった!
と思える素話をすることを心がけました。

試験会場では、
試験室の前に2~3人ずつ(だったと思います)椅子に座って待ちます。
先に入った受験者の話す声が聞こえてきます。
聞こえてくるみんなの声が、すごく上手に聞こえてきて、
じわじわと緊張感がこみ上げてきます。

試験係「はい、〇〇〇番の方どうぞ!」 いざ、出陣!

室内に入ると、2名の試験官が目の前に座っています。
私が座る椅子の前には、幼児用の椅子に子どもの顔イラストが貼っています。

試験官「はい、それでは準備ができたら声をかけてください。」
私  「はい、お願いします。」
試験官「それでは、はじめます。ピッ!(←タイマーの音)」

出だしは緊張しましたが、話を進めていくにつれ不思議と心地よくなり、
練習通りの素話ができました。
試験時間は3分で終了ですが、10秒ほど手前で話し終わり、
残り10秒は、イラストの子ども達にほほ笑みかけながら時を待ちました。
試験官「はい、終了です。お疲れさまでした。」

無事終了、ほっとしました。
退室して、なんとなくですがこれは合格したかも?の予感

その理由は、話をしている時、
試験官の先生方は、終始耳はこちらに傾け、顔は机のチェックシートに向けているのですが、
時々、表情を見ているとほんのり笑顔が(^_^)

私の勝手なイメージですが、
試験官の先生方は、寡黙に淡々と審査をするイメージをもっていました。
だから、ほんのり笑顔を見られると、何かいい感触があったのかな?と。
でポジティブに捉えたわけです。

結果、なんと50点満点中50点!で合格しました。
この時ばかりは、本当にうれしかったです。

最後に、言語の試験をされる方にひとつアドバイスすると、

うまくしゃべろうとか、身振り手振りをしっかり取り入れようとか思わないほうがいいと思います。
きれいなしゃべりより、心のこもったしゃべりは子どもたちの心を引きつけます。
身振り手振りも、してもいいですが最小限にとどめておくことをおすすめします。
その理由は、動作が多いと、子ども達はその動きに気がとられ話が入りずらいように思います。

あなた自身が、このお話を子どもたちのために心から話してあげたい気持ちをもつこと。
あなた自身が、楽しむこと
を忘れないでください。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。
皆様の合格を心よりお祈りいたします。