今日は、倉掛教室の稽古日でした。
今週は、「形の稽古」でした。
昇級審査予定の生徒がお休みのため、本日は審査なし。
それぞれ次に目指す昇級の形稽古とミット打ちの稽古を行いました。
形の稽古では、形の順番を覚えることは必須です。
短時間で覚えるのが得意な生徒
覚えるのが苦手で時間がかかる生徒
いろんなケースがあります。
これはあって当然です。
当教室の考えとして、
早く覚えなさい、がんばってすぐ覚えなさいという指導はしません。
また、覚えが早い遅いに対してそれほど注目はしていません。
何に注目するかというと、
覚えるために生徒自身がどのような取り組みや工夫をしているかです。
これは、形の稽古以外にもつながってくることです。
私自身、どちらかというと覚えることがとても苦手なタイプです。
また、短期記憶が弱く、空手の先生から形を教わっている時、
すぐに忘れてしまうので、何度も「もう一度お願いできますか!」と繰り返し聞いていました。
そんな覚えの悪い私に対して、
先生は一度も叱ることもなく、淡々と指導を続けてくれました。
こうした自分の体質を理解したうえで、
どのようにして少しでも早く覚えて記憶に定着できるかの工夫を続けています。
順番の覚えが早い遅いに気を取られる必要はありません。
自分のペースで順番を覚えて、各技、各動作の要点を理解し、
しっかり身につける(体得する)ことがとっても大切です。