今日は、三田教室の稽古日でした。

生徒との話の中で、筋トレの話が出ましたので参考にお伝えします。

当教室でも筋トレは行っています。
腕立て伏せ、拳立伏せ、腹筋、下肢筋(ハムストリング、大腿四頭筋)など

ただ、筋トレをがっつり行う形はとっておりません。
ある程度のセット数、ある程度の負荷がかかった形に止めています。

その理由は、
筋トレを過剰に行いますと、筋肉や関節を痛めることがあり
成長を妨げてしまう恐れがあります。
筋トレして強い体をつくっているのに、ケガをしてしまっては本末転倒です。

私自身、小学6年生の時に当時大人気だった北斗の拳を読み、
主人公に憧れて、主人公のような体(筋肉)を作りたいと、
筋トレの知識が全くないのに、やたらと筋トレして両膝を痛め大変な時期がありました。

ですので、小学生のうちは比較的軽度の筋トレにしています。
空手の場合、突きや蹴りをしますので、打ち込んだ力分の反発が返ってきます。
その反発や衝撃に耐える関節、筋肉をつくっておく必要があります。

目的を明確にして負荷大、回数多のがっつり筋トレは、
一般的には、高校生くらいからはじめるといいとされています。

小学生の時は、筋トレ=筋肉強化だけに特化するのではなく、
体を動かしながら、その動きの中である程度の筋力強化を図ったり、
動作感覚を養ったり、持続的に動ける持久力のある体づくりをおすすめします。

稽古開始前に、本日付で退会の生徒と保護者様が遠方からご挨拶に来てくださいました。
長い間通っていただきありがとうございました。
すごくがんばってくれていたので、一緒に稽古ができなくなるのはさみしいですが、
今後の活躍を祈っております!